部門
放射線科

安心で確実な検査と正確な画像診断で、的確な治療方針についてのアドバイスを行っています。
概要
放射線科
放射線科医の業務は内科や外科と異なり、ご存知ない方が多いかも知れませんが、大きく分けて画像診断と放射線治療です。当センターでは画像診断のみを行っており、放射線治療は行っていません。
画像診断とはCT、MRI、PETなどの画像をみて病気がどのようなものであるか診断することです。当センターでは常勤の放射線科専門医がCT、MRI検査を行っており、画像診断の専門家が診断することで、より的確な診断に寄与し、さらに必要な検査や治療方針についてのアドバイスも行っています。
当センターの患者さまやかかりつけ医からの依頼を対象として行っています。
画像診断とはCT、MRI、PETなどの画像をみて病気がどのようなものであるか診断することです。当センターでは常勤の放射線科専門医がCT、MRI検査を行っており、画像診断の専門家が診断することで、より的確な診断に寄与し、さらに必要な検査や治療方針についてのアドバイスも行っています。
当センターの患者さまやかかりつけ医からの依頼を対象として行っています。
診療放射線科
診療放射線技師22名(男性16名、女性6名)、検査補助者5名のスタッフで、主にX線を利用した検査を行っています。
救急、外来、入院、在宅患者さまのポータブル撮影、地域医療連携室からの他医療施設からの依頼検査を行い、健診では、総合健診、法定健診、学校健診など幅広い業務を行っています。
救急、外来、入院、在宅患者さまのポータブル撮影、地域医療連携室からの他医療施設からの依頼検査を行い、健診では、総合健診、法定健診、学校健診など幅広い業務を行っています。
特徴
X線CT装置は、X線管球一回転で最大128枚の画像が取得できる64列マルチスライスCTにて、精度の高い画像情報が得られるため、従来のCTでは撮影できなかった心臓の血管などを撮影する冠動脈CT検査、高精度を利用した肺ドックも行っています。また、画像処理技術を用い、従来のバリウムによる注腸検査の代わりにCTコロノグラフィにて大腸の検査も行っています。
1.5T(テスラ)の超電導MRI装置は、放射線被ばくが無く、脳梗塞の早期診断に優れ、脳ドックをはじめ骨や関節の疾患、がんなどの幅広い疾患の検査を行っています。
健診では、胸部X線撮影、胃部X線撮影、マンモグラフィを行い、がんの早期発見に日々取り組んでいます。
1.5T(テスラ)の超電導MRI装置は、放射線被ばくが無く、脳梗塞の早期診断に優れ、脳ドックをはじめ骨や関節の疾患、がんなどの幅広い疾患の検査を行っています。
健診では、胸部X線撮影、胃部X線撮影、マンモグラフィを行い、がんの早期発見に日々取り組んでいます。
施設・設備
主な医療設備
1.5T(1テスラ=10,000ガウス)MRI装置 | 1台 |
---|---|
64列マルチスライスX線CT装置 | 1台 |
外科用移動型X線TV装置 | 1台 |
X線TV装置 | 6台 |
X線乳房撮影装置 | 2台 |
ポータブルX線撮影装置 | 1台 |
X線一般撮影装置 | 4台 |
骨塩量測定装置 | 1台 |
胸部X線検診車 | 2台 |
放射線画像管理システム | 1台 |
CT・MRI読影レポートシステム | 1台 |
3次元画像処理装置 | 1台 |
資格・認定
認定技師
放射線診断専門医 | 1名 |
---|---|
放射線管理士 | 2名 |
放射線機器管理士 | 2名 |
胃がん検診専門技師 | 5名 |
胃がんX線検診読影部門B資格検定 | 3名 |
検診マンモグラフィ撮影技師 | 4名 |
X線CT認定技師 | 1名 |
肺がんCT検診認定技師 | 2名 |
医療画像情報精度管理士 | 1名 |
シニア放射線技師 | 1名 |
施設認定など
- 日本脳ドック学会認定施設
- マンモグラフィ検診施設画像認定施設
- 全衛連エックス線写真精度管理調査 評価A
実績
検査実績
検査名 | 件数 | |
---|---|---|
胸部・腹部・骨などの一般撮影検査 | 昼間:5,270件 | 夜間:1,738件 |
X線テレビ撮影・透視検査 | 昼間:184件 | 夜間:6件 |
CT検査 | 昼間:4,034件 | 夜間:1,114件 |
MRI検査 | 昼間:2,376件 | |
乳房X線検査 | 診療:118件 | 検診:5,387件 |
骨塩定量検査 | 診療:31件 | 検診:2,572件 |
院内で行っている健診 | 胸部他X線撮影:37,966件 | 胃部X線検査:23,292件 |
院外で行っている健診 | 胸部X線撮影:20,890件 | 胃部X線検査:567件 |
17時から19時紹介検査 | CT検査:219件 | MRI検査:301件 |
令和元年度
学会発表実績
学会名 | 演題名 |
---|---|
ECR (European Congress of Radiology:欧州放射線学会) | Usefulness of multidetector CT(MDCT)in lung screening |
ISRRT世界大会(世界放射線技師会世界大会) | Helical scanning on patients who are unable to Hold Their Breath |
大腸内視鏡 | A study of the characteristics of automatic exposure mechanism About influence by the difference between setting SD value and phantom 他10演題 |
日本放射線技術学会秋季学術大会 | ヘリカルピッチ及びZ軸フィルター厚の違いによる実効スライス厚の変化 |
日本CT検診学会 | 受診者被曝低減と時間分解能向上を両立させる肺がんCT検診撮影法の基礎的検討 他2演題 |
日本放射線技師会総会 | 安静呼吸時ヘリカルスキャンのための新しい方法 |
日本放射線技術学会 中部部会(東海支部含む) | 安静呼吸時のヘリカルスキャンの検討 -体軸方向空間分解能について- 他3演題 |
専門誌掲載
- 日本放射線技術学会誌
- メディカルレビュー
- Rad Fan
- 日本CT検診学会誌
学術論文(査読有 論文)
- 受診者被ばく低減と時間分解能向上を両立させる肺がんCT検診撮影法の基礎的検討 (査読有 原著論文)日本CT検診学会誌 21巻2号
- CT自動露出機構(CT-AEC)の性能特性-低線量肺がんCT検診利用を想定した特性評価 (査読有 原著論文)日本CT検診学会誌 22巻2号
- 「位置決め画像」撮影による被ばくについての基礎的検討 ー肺がんCT検診での受診者被ばくに与える影響についてー(査読有 原著論文)日本CT検診学会誌 26巻2号
- Effect of blue light from LCD on VDT work : Experiment using blue light reduction function LCD (査読有 原著論文)Society for lnformation Display 2019,1-7
その他
対外学術講演
- 日本放射線技術学会 中部部会 CT研究会
- 三重胸部CT技術研究会
- 岐阜CT研究会
- 中部東芝CTユーザー会
- 西三河放射線技師会