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診療サポート部門

栄養科

栄養管理と給食管理を行い、患者さまを栄養面からサポートしています。

概要

栄養科の業務は大きく分けて栄養管理と給食管理、2つあります。栄養管理は、患者さまの栄養サポートや栄養食事指導に関する業務です。医師の指示に基づき、医療技術部の一員として栄養面からサポートしています。 給食管理は、食事の提供に関する業務です。厨房業務は全面委託ですが、おいしい食事の提供が療養生活の支援につながると考えています。お食事中に訪床して食事摂取の状況を確認、また定期的に嗜好調査を実施し常に献立の改善を図っています。

特徴

患者さまの希望に少しでも添えることができるよう、一部の治療食を除いて、毎日の朝食、昼食において2種類の献立から選んでいただいています。

朝食の献立例:ごはん、煮魚、お味噌汁、浅漬け、牛乳

朝食の献立例:ロールパン、ケチャップソテー、コーンクリームスープ、オレンジ、ヨーグルト

昼食の献立例:きしめん、焼きおにぎり、きのこ浸し、キウイフルーツ

昼食の献立例:茶巾寿司と稲荷寿司、長芋の清汁、ほうれん草の煮浸し、ささみの梅肉和え、甘酢しょうが

昼食の献立例:五目ごはん、かじきの香りあん、三杯酢和え、くず汁、りんご

昼食の例:天津飯、ささみサラダ、大根スープ、りんご

行事食

年15回その季節にちなんだ行事食を実施し、季節の移ろいを感じていただけるよう心がけています。

4月 お花見弁当

7月 土用の丑

9月 十五夜

12月 クリスマス

摂食・嚥下調整食の紹介

噛む力が弱い方やのみ込みが上手くできない方が安心して食べられるよう、調理に工夫をしています。

業務内容

入院患者さまの栄養管理

全ての入院患者さまに対して栄養管理計画書を作成し、栄養状態の評価を行っています。定期的に計画を見直し、患者さまの病態に合ったお食事や栄養を提案しています。

栄養サポートチーム(NST)

栄養サポートチーム(医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士、臨床検査技師、管理栄 養士の多職種チーム)に参画し、治療への貢献を目的に取り組んでいます。患者さま一人ひとりに最適な栄養療法を検討・提案しています。

褥瘡回診

褥瘡防止対策委員(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士で構成)の一 員として回診に参加し、褥瘡の防止及び治癒を目的に取り組んでいます。栄養補給 状況や褥瘡を確認し、栄養計画を立案します。またNSTとの連携の中心的役割を担っています。

外来・入院中の栄養食事指導・相談

治療の一環として食事療法が必要な方には、医師の指示に基づき栄養食事指導を行っています。
外来栄養食事指導は、基本的には外来診察日に合わせて行います。ただし、患者さまのご希望に合わせて別日の対応も可能です。ご来院が難しい患者さまには、オンライン(電話、テレビ電話)もご利用いただけます。
入院中は治療方針に沿ったお食事を提供します。食事療法が必要な方には治療食の提供と併せて栄養食事指導を行います。入院中のお食事を参考に、理解を深めていただけます。
食事療法以外でも食生活にお悩みの方には、随時食事相談を受け付けています。

在宅訪問栄養食事指導

在宅療養をされている患者さまへ、ご自宅に訪問し栄養食事指導を行っています。患者さまやご家族の希望にお応えし、「食べる」ことを通して健やかな在宅療養生活を応援します。在宅訪問栄養食事指導をご希望される方は、主治医にご相談ください。

給食管理

一般食、治療食(病態の改善や疾患治療を目標としたお食事)、摂食嚥下調整食(食べる・飲み込む機能に合わせたお食事)を提供、食物アレルギーや禁忌食品への対応も行っています。

実績

当院における1年間の栄養食事指導実績

令和4年度
入院栄養食事指導の実績257件
外来栄養食事指導の実績 944件
訪問栄養食事指導の実績 90件
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