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当院について

理事長・院長あいさつ

理事長あいさつ

お年寄りに優しい医療を目指し、豊田市における在宅医療の充実に向けた取り組みを進めております。

豊田地域医療センターは、昭和55年オープン以来「救急医療」、「健診・検査」、「看護師養成」を3つの柱としてきました。しかしながら、昨今の医療情勢の変化や建物の老朽化などから、市民のみなさまの健康・安心を支えるために病院の諸機能や建物の再整備が求められています。このため、平成21年3月に「新・豊田地域医療センター基本構想」、平成26年10月に「再整備事業基本計画書」が作成されました。この中で医療センターに課せられたミッションは「お年寄りに優しい医療を目指す」であり、高齢者医療、在宅医療支援、健康診断、救急医療、看護師養成の5大機能の充実であります。すなわち、従来からの診療体制の一層の充実とともに「高齢者医療や在宅医療支援などの新側面の発展」が期待されています。平成24年度からは、欠員の生じた外科スタッフ補充を行い、外科手術症例の4倍増を達成しました。また、介護施設20数施設のお年寄り急変患者のファーストタッチを担うことを豊田厚生病院から受け継ぎ、このような患者さまのスムーズな入院の受け入れが可能になりました。

そして、平成26年度には総合診療科を立ち上げました。

「再整備事業基本計画書」で求められたミッションの達成のためには、医師を含めた医療スタッフの充実が不可欠です。そのためには、日常遭遇する患者さまをケアする過程を専門医研修に生かすシステムを整備する必要があります。専門医研修制度は、平成27年卒業生から大学などの基幹研修施設が中心となり、研修施設群を形成して行うものに大きく変わります。医療センターの現有スタッフも幾つかの指導医の資格を持っておりますが、専門医制度ごとに研修施設としての条件を整えることと、施設群に参加することが必要です。その第一歩として、平成27年度に「家庭医の専門医コース」を立ち上げました。井野晶夫院長と地域医療学寄附講座の浅井幹一教授、在宅医療支援センター長大杉泰弘先生が中心となり、藤田医科大学を基幹病院として進めております。なお、在宅医療支援では、平成27年度から在宅療養支援病院として訪問診療を積極的に行っている他、訪問看護、外来・訪問リハビリを拡充するなど、豊田市における在宅医療の充実に向けた取り組みを進めております。

豊田市ならびに医師会や医療諸機関と一層の連携を深め、職員一同とともに“信頼・連帯”を合言葉に、法人諸機能の更なる充実のために尽力する所存です。みなさまのなお一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 豊田地域医療センター 理事長

宮川 秀一

院長あいさつ

地域に開かれた「コミュニティ・ホスピタル」を目指して。

豊田地域医療センターは昭和55(1980)年以来、40年間にわたって救急医療、健診・検査および看護師養成を活動の柱として地域の医療体制を支えてきましたが、令和2(2020)年12月に建物の老朽化および高齢化による疾病構造の変化に対応すべく地下1階、地上6階建ての新棟を開院しました。病棟は療養環境の向上、看護師に見守られている安心感、効率的な医療サービスへの動線、家族との憩いの場を主要な設計コンセプトとして建築されています。また、新棟2階には先進的(ロボット)リハビリテーションを導入したリハビリセンターを新たに設置し、これとつながりを持たせた屋上庭園と更に外構(工事中)には広場や遊歩道を設け、病院から地域への広がりを感じとれると期待しています。CTやMRI装置をはじめとして最新鋭の設備も導入でき安全、快適に検査も受けていただけると思っています。

これを契機に地域包括ケアシステムの中で中核として機能できる病院を目指して、「コミュニティ・ホスピタル」という病院像を新たな目標に設定しました。この目標に沿って総合診療、地域リハビリ、健康づくり、人材育成および地域づくりを主要なテーマとして病院全体で評価・改善を進めています。「時々入院、ほぼ在宅」を円滑に実施できるように、地域住民の健康管理から救急医療に至るまで病棟・外来・在宅をシームレスにつなぎ総合診療科を軸として連携の取れた診療体制を充実させてまいります。地域リハビリでは急性期~回復期~生活期の切れ目のないリハビリ提供体制と訪問リハビリを充実させたライフステージに沿った総合的リハビリ体制を整備してまいります。現在、藤田医科大学総合診療プログラムおよび豊田訪問看護師育成センターでの教育プログラムを通じて、地域医療に貢献できる医師、看護師の教育を行っています。今後もこれらの充実を進めるほか、さらに訪問リハビリの担い手となる療法士の総合的な系統的研修体制も整備し、増大する需要に応えられるように人材育成を進めてまいります。西棟1階には産学官の連携のもと先進技術を組み入れたリハビリや在宅療養を市民の方に紹介するセンターを設置し、外構工事が完了すれば地域住民の方の健康増進ゾーンとしての利用や交流の場にしたいと考えています。健康づくりや地域づくりでは病院スタッフが地域に出向き、地域への働きかけを通じて住民の方や地域を元気にしていきたいと考えています。

豊田市、豊田加茂医師会、藤田医科大学、トヨタ自動車からは連携協定などを通じて豊田地域医療センターの運営にさまざまな援助をいただいていますことにあらためて感謝申し上げますとともに、今後とも連携を密にして地域の方に満足いただけるような病院づくりを進めてまいります。

今後も北棟・中棟の解体、南棟・西棟の改修および広場・遊歩道・駐車場を含む外構整備の工事は続き、再整備事業が完了するのは令和4(2022)年になります。まだしばらく、みなさまにはご迷惑をお掛けしますが、地域に開かれた「コミュニティ・ホスピタル」に期待して待っていただけましたら幸いです。

豊田地域医療センター 院長

井野 晶夫

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