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検査項目詳細

胃の健康度(ABC分類)

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の主な原因と考えられているヘリコバクター・ピロリ菌の抗体価検査と胃粘膜萎縮(老化)マーカーのペプシノゲン検査とを組み合わせて、胃の健康度をABCの3群に分類するのがABC分類です。

ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査とは

胃がヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないかを調べる検査です。
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃酸の分泌や胃粘膜の免疫能の働きが不十分な幼少期(4~5歳)頃までに感染すると考えられています。子供の頃までに感染しなかった場合、大人になってから感染することは稀だと言われ ています。

ペプシノゲン検査とは

食べ物の消化に関与する「ペプシノゲン」という物質の血中濃度を調べることで胃粘膜の萎縮(老化)の状態を客観的に調べる検査です。

ABC分類の適さない方
  • 胃の病気の治療中の方
  • 胃酸を抑える薬を服用中の方
  • ヘリコバクター・ピロリ菌除菌治療を受けた方
  • 胃切除後の方
  • 腎不全の方

これらに該当する方は主治医にご確認、ご相談ください。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーは、体内に腫瘍ができると血液中に増加する物質で、採血で簡単に調べることができます。
しかし、値が高いからといって必ず腫瘍が存在するわけではありません。腫瘍が悪性か良性かを診断する際の補助的診断法の一つです。生活習慣などで異常値を示すこともあります。
また、値が基準値だからといって、完全に腫瘍を否定できるわけではありません。

AFP

肝細胞がん、卵巣がん、精巣がんで高値になります。
慢性肝炎、肝硬変、妊娠でも値が上昇する場合があります。

CEA

大腸がんなどの消化器のがんをはじめ、肺がん、卵巣がん、乳がんなどで高値になります。
喫煙者、高齢者でも値が上昇する場合があります。

CA19-9

膵臓がんをはじめ、胆嚢がん、胆管がん、胃がん、大腸がんなど、主に消化器のがんで高値になります。
肝硬変、慢性膵炎でも値が上昇する場合があります。

PSA

前立腺に特異性の高い腫瘍マーカーで、がんの発見や経過観察に重要な役割を果たしています。
前立腺肥大や前立腺炎で値が上昇する場合があります。

NT-pro-BNP

血液検査で、どのくらい心臓に負担がかかっているかがわかる検査です。
心電図や心エコーも重要な検査ですが、さらに心臓機能(心臓への負担など)の経年的変化を数値でみることができ、息切れや運動能力の低下などの症状のある心不全はもちろんのこと、症状のない糖尿病、高血圧といった心不全のハイリスク群を、早期発見することが可能な検査です。
高血圧、腎臓病、加齢でも値が上昇する場合があります。

small dense LDL コレステロール(超悪玉コレステロール)

LDL コレステロール(悪玉コレステロール)は、様々な大きさがあります。
近年の研究で、心筋梗塞などの心疾患を起こした人の悪玉コレステロールを調べると、小型の悪玉コレステロールを多く持っていることがわかりました。
これを『small dense LDL コレステロール(超悪玉コレステロール)』と呼んでいます。
通常の悪玉コレステロールより粒が小さいため、血管壁に入り込みやすく、動脈硬化を引き起こしやすいのです。

甲状腺ホルモン(FT3・FT4・TSH)

血液検査で、甲状腺に関与するホルモンの分泌機能の異常の有無を調べ、甲状腺の働きが正常であるかを調べる検査です。
甲状腺の疾患である、バセドウ病や橋本病を診断する上で重要な検査です。

乳がん検査

マンモグラフィ

乳腺専用のX線装置を用いたレントゲン検査です。乳房を片側ずつ、上下あるいは左右から圧迫して、薄く平らにして撮影します。圧迫する際に、痛みを感じることがありますが、なるべくリラックスして力を抜くことで痛みが軽減されます。触診では診断できない小さなしこり(腫瘤)やしこりになる前の石灰化した微細な乳がん、乳腺のゆがみなどを確認できます。
乳がんの早期発見に欠かすことのできない検査です。
乳腺の多い人では、正常乳腺自体が白くうつり、腫瘤が隠れてしまうことがあります。
また、豊胸手術をされた方、授乳中の方、妊娠中(疑いのある方も含む)の方は受けられません。

乳腺超音波

乳房にゼリーを塗って超音波をあて、乳房の内部を観察する検査です。
痛みはなく、体への負担は殆んどありません。数ミリの小さなしこり(腫瘤)を見つけたり、腫瘤の性状が詳しく分かる検査です。細かい石灰化は見えません。
乳腺が豊富な若い方に適しています。

視触診

しこりの有無や皮膚の変化、乳頭や乳輪の異常などを医師が診察します。

子宮頸がん検査

子宮の入り口付近(頸部)の視診・触診と、頸部の細胞を採取し、顕微鏡で細胞を調べます。
また、生理中の方は受けられません。

HPV(ヒトパピローマウィルス)検査 (子宮頸がん検査実施者のみ追加可能)

子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウィルス(HPV)がいるかどうかを調べる検査です。
このウィルスに感染しても、多くの場合は、その人の免疫力によってウィルスは体内から消えます。
しかし、感染した人のおよそ10%の女性がウィルスを排除できずに感染が長期化(持続感染)してしまうことがあります。そして、子宮頸部の細胞に異常(異形成)を引き起こし、長い年月を経て子宮頸がんへと進行する場合があります。

肺がん検査

肺がん検診は胸部X線検査と喀痰細胞診の組み合わせで行われており、胸部X線は主として肺の末梢(表面に近い場所)の早期肺がんを、喀痰細胞診は主として気管や太い気管支に発生する早期肺がんを発見するために役立っています。
喀痰細胞診検査は、喀痰の中にがん細胞が存在するかどうかを調べる検査です。
保存液の入った容器に早朝の起床時の痰を3日間にわたり取ってもらい、その痰を顕微鏡で調べます。
タバコを吸う方、6ヶ月以内に血痰のあった方は、一度検査を受けることをお勧めします。

骨密度検査

腕の橈骨(とうこつ)で測定でき、測定時間も短く、ごく微量のX線撮影による検査です。
骨密度は成長とともに増えていき、ある時期にピークに達し、中年から初老にかけて状態をキープした後は、徐々に低下していきます。特に女性の場合、閉経後骨密度は急激に低下していきます。男性に比べて、骨粗しょう症になりやすいです。骨密度が低下すると、骨がもろくなり骨折しやすくなります。
また、妊娠中(疑いのある方も含む)の方は受けられません。

血圧脈波検査

腕と足首に血圧測定のカフを付け、動脈の硬さ(血管年齢)と足の動脈の詰まりの状態を調べる検査です。
また、動脈瘤・静脈瘤の疑いのある方、透析を受けられている方は受けられません。

内臓脂肪CT 検査

CTを用いてお腹(へその位置)の断面写真を撮り、画像から内臓脂肪の面積を測定します。
腹囲が同じでも、内臓脂肪型肥満の方が、皮下脂肪型肥満に比べ、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発症リスクが高いとされています。

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